第4戦 スペインGP
4/27に行われた、F1第4戦 スペインGP。
第3戦からしばらく空いて舞台はヨーロッパへと移ります。
レースはスペインのバルセロナにある、カタロニアサーキットで行われました。
ほとんどのチームが本拠地に近い為、マシンのアップデートがされたりして楽しみです。
勢力図がどのように変わるのか。SAF1の運命は?
それでは、レースの内容を少し書いておこうと思います。
今回はセーフティーカー(SC)が2回入り、荒れたレースとなった。
2回目のSCは22周目に起きた、コバライネンの大クラッシュによるもの。
突然画面が切り替わり、タイヤバリアへとマシンが突き刺さっている映像が映し出される。
ドライバーの安否が心配された(ブルーシートとか映ってたし……)が、暫くして担架に乗せられたコバライネンが映し出され、手を動かし無事な事を知らせてくれた。
クラッシュの瞬間の映像も映し出されたが、カーブ手前で突然左フロントタイヤがバーストし、操作不能になりそのまま真っ直ぐタイヤバリアへと突っ込んでいた。
去年もマクラーレンは、ハミルトンが同じ様な事故を起こしていたよね。
たまたまの偶然なのか、マシンに何か欠陥でも有るのか。
コバライネンは200km/hオーバーで突っ込んだにも係らず、奇跡的に軽い打撲程度で済み(事故直後は気を失ったそうだが)、次戦のトルコGPに出場出来るそうです!
クビサのような事故後進化するドライバーも居るので、今後が楽しみですね。
是非ハミルトンをぶっ潰して抜いて欲しいと思います!
ここが地元のアロンソは、なんとか良い所を見せようと渾身の予選アタック。
良いタイムが出たと感じフィニッシュの直後ガッツポーズを見せたが、その直後ライコネンにポールを奪われる。
そしてスタート直後、マッサに抜かれ3位に。
その後連続コーナー部分でスーティルとヴェッテルが接触(二人ともリタイア)。
事故処理の為SCが入り5周目でレース再開。
3位で再スタートしたアロンソだったが、やはり燃料が少なかったのか16周目でピットイン。
その後順調に周回を重ねていたように思えたが、突然飛び込んでくるアロンソスローダウンの映像。
エンジンから炎を上げて、35週目でストップしてしまった。
チームメイトのピケJr.はブルデーと接触し7周目でリタイア。
ホンダはノーズの上の部分に、象の耳のような形をしたウイングを付けて来ました。
ザウバーも面白いウィングを付けてますが、それと同じ様な効果が得られるんでしょうか。
ホンダはバリチェロ11位、バトン13位からのスタート。
バリチェロの2回目のピットが終わり、発進した直後にフロントウィングが脱落!
ピットインした際にフィジケラとぶつかり、その時にダメージを負ったんだとか。
そのまま1周してピットに戻ってノーズごと交換して出て行きましたが、結局34周でリタイア。
バトンは順調にレースを進め6位入賞。
フェラーリも面白いアップデートをして来ました。
ノーズの中央部分に穴を開け、下からの空気を上に流す様にしてました。
ライコネン2位、マッサ3位からのスタート。
スタートでマッサがアロンソを抜き2位へ上がり、これでフェラーリ1・2に。
そのまま順調に周回を重ね、ライコネン1位、マッサ2位でチェッカーを受ける。
SAF1は、予選でデビッドソン21位、琢磨22位という最後尾からのスタートとなった。
デビッドソンは、7周目にピケJr.がコースアウト時にコースへ撒き散らした小石を拾い、ラジエーターを傷めてしまいオーバーヒートで8周でリタイア。
琢磨はスタート後の混乱を避け切れずに接触してフロントノーズを傷めてしまったが、交換用のパーツも無い為そのままレースに復帰。
やはり空力に問題が出ているせいかタイムも上がらず、ずるずると後退し13位(ビリ)完走。
SAF1の今後ですが、30日にホンダで行われる会議で、今後どうするのかが決まるそうです。
もしかしたら今回が最後になるかもしれない。
そう思うと何だか悲しくなりますね。
どうにか頑張ってレースを続けて欲しいと思いますが、スポンサーが見付からないのではどうしようもない。
SAF1が無くなってしまったら、ドライバー二人はどうなるのでしょう?
せめてホンダのリザーブドライバーとしてでも引き受けて欲しいです。
そしてバリチェロと琢磨を(ry
次戦は5/11のトルコGPです。
地上波での放送予定は、
予選:5/10 26:15-27:05
決勝:5/11 23:50-25:30
となっております。
SAF1がどうなるのか心配ですが、良い方向へ行く事を願いましょう!
Posted by Taka at 2008年04月28日 23:23